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ゴン太☆

*日常
06 /21 2022
1年以上放置していたブログ。。。
この1年、何もなかったわけじゃないけれど、

ゴン太のことは自分用の記録として記事に残しておこうと思った。


2022年3月末、

ゴン太が痩せてきているようで、気になって健康診断に連れて行った。

ほとんど病院に行ったことがなかったゴン太は検査のショックが引き金となってしまったように、そこから急にぐったりとして食欲も無くなってしまった。


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血液検査は異常なしだったけれど、レントゲンに不穏な影があり、再検査をしてもらう。

エコー検査でお腹に腫瘍(かなり大きな)があるのがわかった。

お腹を開けてみても、切除できるかどうかは五分五分と言われた。

五分に希望を託してみた結果は、


消化器型リンパ腫。


腸を巻き込むように癒着していて切り取るのも出血で危ういということだった。

手術から2週間ほどは抗生物質とステロイドの投薬に、インターフェロンの注射と吐き気どめと点滴をしてもらうと、少しちゅーるを舐めてくれる。


投薬は激しく嫌がる。

抗がん剤は食欲をなくすだけで、腫瘍には効果がないようなので投薬はステロイドだけにした。

どんどん体重は減っていく。

ちゅ〜るすら食べられなくなってしまったゴン太。


何もしてあげられないもどかしさから、毎日点滴をしてもらいに病院に行った。

症状を説明していると涙が溢れてしまう。


 どんどん衰弱するのを見ているのが耐えられない。

 餓死するのを待っているようで辛い。

 治る見込みもなく治療する術もないのに点滴に連れて行くのは

 ゴン太にとって(病院に連れて行かれることは)

 辛い思いをさせるだけなのに自分の気休めのようで辛い・・・


と先生に言うと、


 腫瘍で圧迫されて食欲がないので本人はお腹が減って辛いという事ではない。

 点滴で吐き気を抑えて、消炎剤や栄養剤を入れるのはゴン太も少しは楽になります。


と言われて私が少し楽になった。


日に日に衰弱していく。

体重は2.6kgまで落ちてしまい、

最後は自分で立つことすらできないのにそれでもトイレに行こうと起き上がる。

夜中、何度もベッドから降りようとしていた。

一度も粗相をすることなく、最後まで自力でトイレに行っていたゴンちゃん。


5月15日 7時38分、

何度か小さくうめくように鳴いて、

最期は私の顔を見上げるようにして

静かに息を引き取った。


ゴン太が、私の膝からいなくなる日が来るなんて思いもしなかった。

あの子だけは特別だと思っていた。

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ごんちゃん、またね

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意匠屋

出会った猫たちを保護していくうち、気がつけば・・・
個人宅では保護にも限界があるので、いつかは保護猫茶屋をするのを目標に現在模索中です!